内視鏡画像診断支援システム
『CAD EYE』導入
新しい内視鏡画像診断支援システム『CAD EYE』(富士フィルム社製)を導入しました。(導入は南予では初)
『CAD EYE』に搭載されている「EW10-EG01」は、AI技術を活用して開発された上部消化管領域の内視鏡診断を支援する医療機器として日本発の薬事承認を取得しています。
また、下部消化管用のAI「EW10-EC02」は大腸ポリープの検出支援に加えて、鑑別支援まで行いドクターの診断をサポートします。
活用メリット
内視鏡検査では、平坦な病変や微小な病変は発見が難しく、発見率を向上させることが課題となっています。
また、切除する必要性が比較的低いとされる非腫瘍性の病変の切除件数を減らすことは患者様の負担の軽減などにつながるため、内視鏡検査による正確な診断が求められています。
本システムの検出支援モードを使用することによって、内視鏡検査中にAIに補助してもらい、微小な病変も見逃しなく発見することができます。
また、医師の質的判断とAIの判断(鑑別支援モード)とのダブルチェックができ、胃がん・食道がんの早期発見を可能にします。
当院では、医師の診断のサポートとして、最新の医療機器なども活用しながら患者様への質の高い医療の提供に努めて行きます。