内科・消化器科
担当医師ごあいさつ
2023年4月より消化器内科医として着任しました玉井惇一郎と申します。以前は土曜日のみ診療しておりましたが、この度常勤となりました。大学卒業後は主に松山市内の病院で研鑽を積み、消化器疾患だけではなく、内科一般診療(生活習慣病:特に糖尿病)、救急診療まで幅広く診療してきました。
皆さんは消化器内科といえば、どういったイメージを連想されるでしょうか。やはり一番は内視鏡(胃カメラ、大腸カメラ)のイメージではないでしょうか。消化器がんの中でも胃がん、大腸がんは早期に発見できれば完治が見込める疾病です。ただ内視鏡は怖いもの、しんどくて痛いものと思われている方も多いかもしれませんし、一度辛ければもう二度と受けたくないと思われると思います。私でもそうです。当院は、最新の内視鏡設備を備え、鎮静剤の使用も可能であり、できる限り苦痛の少ない内視鏡検査・治療をご提案させていただきます。当科では内視鏡診療だけではなく、肝炎の予防や治療、糖尿病を始めとする生活習慣病の診療にも力を入れています。また当院は入院設備も要していますので、入院を要するポリープ切除やその他内科系疾患の入院治療に加えて、入院患者さんの栄養アセスメント(NST:栄養サポートチーム業務)、嚥下内視鏡検査での嚥下機能評価、緩和ケアにも力を入れております。
消化器は胃、大腸のみならず、肝臓・胆道系(胆嚢、胆管)・膵臓・小腸など多臓器に渡り、各臓器も密接に関連していることも多く、ゆえに現れる症状も多彩です。これを機会に内視鏡検査を受けてみようかなと思われた方、お困りの症状、症状はあるけどどの診療科にかかったらよいか分からないなど、ありましたらお気軽にご相談ください。地域の皆様の健康管理・増進に少しでもお力添えできるように日々精進してまいりますので、今度ともよろしくお願いいたします。
内科・消化器科
玉井惇一郎
資格・所属学会
<資格>
日本内科学会 認定内科医
日本消化器病学会 専門医
日本消化器内視鏡学会 専門医
日本肝臓学会 専門医Total nutrition therapy(TNT)コース修了
緩和ケア研修会(PEACE)修了
嚥下機能評価研修(PDN VEセミナー)修了
<その他の所属学会、研修会>
日本糖尿病学会日本感染症学会
日本病態栄養代謝学会
日本臨床栄養代謝学会
当院の内視鏡検査について
苦痛の少ない、内視鏡検査
胃カメラ(経鼻用 経口用)、大腸カメラを配備しています。
最近のカメラは画質や明るさが向上し、癌の発見率が上昇しています。
操作性も向上しており、従来の内視鏡に比べて楽に検査が受けられます。
また、大腸カメラで過去に挿入困難だった経験がある方や挿入困難が予想させる方などはX線下での内視鏡検査も可能です。
AI支援を用いた検査が可能です
当院は、富士フィルムのAI(人工知能・ディープラーニング)の支援機能、内視鏡AI「CAD EYE」を採用しています。
AIを活用することで、医師の実際に目で診る診療に付加価値を追加することができます。
富士フイルムの内視鏡AIの特徴は、内視鏡が食道に入った瞬間からリアルタイムでがんが疑われる領域を検出できる点です。
警告音と映像にマークを付けることで見落としを防ぎます。
寝ている間に検査が受けられます
できる限り、楽に検査を受けて頂くために当院では鎮静剤を使用しており、ほとんどの方は寝ている間に検査が終わります。大腸カメラだけではなく胃カメラでも鎮静剤を使用しながら検査可能ですので、ご希望のある方は受診時または予約時にご相談下さい。
鎮静剤を使用しながら胃カメラ・大腸カメラを受けた際は、検査当日(検査終了後)に車、バイク、自転車の運転は出来ません。
手術について
当院で初めて大腸カメラを受ける方は原則観察のみとしています。2回目以降の切除適応のポリープがあれば当院で切除が可能です。抗血栓薬(血液をサラサラにする薬)を服用している方や切除リスクの高い病変などは入院の上切除を行うか、他院への紹介を行っています。
消化器内科の診察日
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
午前 9:00~12:00 | 内視鏡 | 診察 | 内視鏡 | 診察 | 診察 | 診察 |
午後 15:00~17:30 | 休診 | 休診 |