当院のリハビリ部門の方針はリハビリテーションを通じて、「住み慣れたこの地域でその人らしく生活できるよう」にサポートさせて頂くことです。つまり自宅だけではなく、施設であったとしても生まれ過ごした「地域」で、例え障害や不自由が残ったとしても「その人らしい」生活を前向きに送って頂けるように全力でサポートさせて頂きます。
また、入院から外来へのフォローはもちろん法人内の老人保健施設、訪問リハと連携して地域医療完結型の医療体制の構築を目指しています。
限られた時間の中で確実に結果を出す質の高い医療技術の提供に努め、患者や地域の方からより一層必要とされる病院・部署であり続けることができるように「真心」と「情熱」を持って、お一人ひとりのリハビリテーションを行って参ります。
入院リハビリ
旧三瓶町の人口は約6000人で超高齢化の町の影響もあり、入院患者の平均年齢は約86歳となっていますが整形、内科問わずほぼ全ての患者に対してリハビリを実施しています。医療療養病棟であっても積極的にリハビリを提供し、早期離床、早期回復を目指しチームアプローチを展開し多様なニーズに対応していきます。
外来リハビリ
在宅生活を送りながらも通院可能な方に対して提供するリハビリテーションです。日常生活で不自由を感じている方、当院や急性期・回復期の病院を退院して日常生活が不安な方に対してサポートしています。また、痛みのある方などに対する物理療法(電気治療)も最新鋭の機器を取り揃えています。
外来リハビリを希望する方へ
1.
外来リハビリテーション(疾患別リハビリ)の開始にあたっては、必ず医師の診察の上、適応を判断し、リハビリを処方いたします
2.
外来リハビリは待ち時間の短縮のため、「完全予約制」となっております
※診察にてリハビリ指示後、当日は説明・予約のみとなります
3. 各疾患別リハビリには算定期限が設定されています
4. リハビリ実施日にはその都度の医師の診察(健康チェック)が必要になります
リハビリテーションの専門職
理学療法士(Physical Therapist : PT) 6名
主に日常で行われる基本動作(起き上がる、立つ、歩くなど)の獲得を目的に運動療法や物理療法などを行います。
作業療法士(Occupational Therapist : OT) 1名
主に日常で行われる応用動作(排泄、更衣、入浴、家事など)の獲得を目的に日常生活の「作業活動」を手段とした治療や援助を行います。
リハビリテーションの対象疾患
脳血管疾患等リハビリⅡ(180日)
・脳梗塞後遺症 ・脊髄損傷 ・パーキンソン病 ・末梢神経障害 など
運動器リハビリⅠ(150日)
・骨折 ・変形性関節症 ・上下肢の骨・筋・腱・神経・血管などの損傷 など
呼吸器リハビリ(90日)
・肺炎 ・慢性閉塞性肺疾患(COPD)による呼吸困難 など
ご不明な点、ご相談がございましたらお気軽にリハビリスタッフまでお申しつけください。